タジマSAI(彩)とブラザーPR670E・1050Xの性能差を知りたいという問い合わせが多いので、参考までに当社で実機を入手して比較してみました。

タジマSAI PR670E PR1050X ジャノメMB-7
針棒色数 8色 6色 10色 7色
針の種類 DB×K5 専用針 専用針 DB×K5
刺繍範囲(mm) 横300×縦200 横300×縦200 横360×縦200 横240×縦200
最高回転数 800針/分 1,000針/分 1,000針/分 800針/分
位置決用LED 十字マーカー 点マーカー 点マーカー なし
幅×奥行×高さ(mm) 555×578×668 552×587×762 552×587×762 365×520×670
重量 37kg 38kg 42.5kg 23.2kg
対応ファイル dst、tcf pes、dst、phc pes、dst、phc jef+、jef、dst
データ接続 各種ソフト 各種ソフト 各種ソフト デジタイザーのみ

 

ブラザーPR670EとタジマSAI(彩)の機械サイズについて

刺繍機導入時に当社が前もってお客様に確認していただくのが設置する場所のスペースの問題です。

これを前もって確認しておかないと納入時に大変なことになります。

特に、刺繍機とパソコンを購入される場合は両方のスペースを考えないといけません。

お客さまの中には、事前にカタログの機械寸法を見て判断されている事がありますが、実はその寸法はあまりあてにならないことが多いんです。

例えば、PR1050Xの場合、カタログ寸法は、幅55.2cm×奥行き58.7cmとありますが、この幅には使用するときに液晶を正面に向けた時のスペースが入っていません。

実際の使用時に必要な横幅は最低でも72cmくらい必要で、さらにUSBメモリやUSBケーブル接続を考えるとプラス6cmの78cmは必要です。

さらに、ブラザーの専用台で設置する時は、幅870cm×奥行き60cmは必要です。

PR670Eも専用台で納品する時は同等の寸法が必要です。

そこで、参考までにPR670EとタジマSAI(彩)の設置に必要な寸法を計測してみました。

機種 PR670E SAI(彩) PR670E(専用台) SAI(彩)(専用台)
横幅 78cm 58cm 87cm 58cm
奥行き 58.7cm 57.8cm 60cm 60cm
高さ 76.2cm 72.3cm 約147cm 約167cm

今回の計測で、SAIが670Eより横幅20cmくらい省スペースでも設置できるということが確認できました。

今まで、工業用刺繍機は大きくてショップに置き難いと思っていたお客様には参考になったかもしれません。

※タジマSAIの専用台は当社オリジナルの簡易型で計測しております。高さに関しましては、ブラザーの専用台は高さ調節が出来ますので参考としてご覧下さい。