文字刺繍のソフトについて

刺繍ソフトには大きく分けて、文字を刺繍するためだけのソフトと、オリジナルの刺繍データを作成するソフトに分かれます。

もちろん、刺繍データを作成するソフトには文字が刺繍できる場合が多いのですが刺繍可能なフォントの種類や刺繍出来上がりのレベルも様々です。

当社でも複数の刺繍ソフトを取り扱いしておりますが、刺繍する用途に合わせてオススメのソフトが決まります。

一番多いのが、ユニフォームやギフトなどの名入れ刺繍だけやりたいとうお客様です。

この場合は、ブラザーのネームPROというソフトがオススメです。

オススメの理由は、内臓されている漢字書体が充実しているということです。

行書体・楷書体・角ゴシック・丸ゴシック・明朝体・勘亭流が内蔵されていて、アルファベットも必要最小限の筆記体やゴシック体・花文字など6種類入っています。

このソフトを購入された場合には、会社のロゴや校章などは刺繍出来ませんが、当社では刺繍データの作成サービス(有料)がありますのでオリジナルデータが多くないお客様はこのソフトだけで良いかと思います。

また、文字刺繍で漢字よりアルファベットが多いというお客様でしたら、デジタイザーMBX V5がオススメです。

このソフトは、漢字書体は行書体と楷書体だけですが、アルファベット書体は105種類と充実しています。

 

刺繍データ作成ソフトについて

刺繍データ作成ソフトについては、選択肢があるようであまりないというのが現状です。

その理由は、この手のソフトについては下手すれば10年くらい買い換えない可能性が高いので、使いやすくて綺麗な刺繍データを作成できることが選ぶ時の最重要課題となるからです。

どうしても購入時に予算が先行してしまうところですが、10年使うと考えると購入時にもし50万円の差があったとしても1年あたりで換算したら5万円にしかなりません。

刺繍データの作成を実際にしてみるとわかることなのですが、刺繍データ作成ソフトの差でデータを作成する時間はかなりの差が出ます。

これを作業者の時給換算すれば年間5万円などすぐに取り戻せるくらいの差となります。

もちろんプロ用のソフトは手が届かないので、最初は予算を抑えて仕事が増えてからプロ用を購入されるお客様もいらっしゃいます。

ただ、その場合は使い方が全く違うメーカーのソフトを購入しないで、プロ用の安価版のソフトがありますのでそちらを選ばれれば、プロ用を購入した時にも使い方がかなり共通しておりますので安心です。

そこで当社がオススメしている刺繍データ作成ソフトは、Wilcom社のソフトです。

プロ用としては、ES-Basic にビットマップ自動変換機能をプラスしたバージョンです。

もちろん自動刺繍機能などが付いたバージョンもありますが、ほとんどの場合使いこなせていない方が多いです。

そして、予算を抑えたソフトをお考えの場合は、同じWilcomをベースにした『デジタイザーMBX V5』がオススメです。

価格が安い分、省いてある機能も多いので刺繍データ作成のやりやすさでは劣ってしまいますが、それでも仕上がった刺繍データのレベルは侮れない物があります。

さらに安価なソフトとしては、ブラザーの刺しゅうPROがあり自分で刺繍を楽しむホビーユースには良いソフトだと思いますが、漢字フォントの種類が少ない点や刺繍で細かい表現をしたい場合の仕上がり具合などを考えると刺繍で稼ぎたい方にはワンクラス上のソフトがオススメでしょう。