刺繍ミシンを選ぶ場合の基準は刺繍したい製品によって変わってきます。 まず最初に刺繍ミシンを選ぶ基準となるのが刺繍できるエリア(大きさ)です。 ネーム刺繍など、エリアが小さい場合はどの機種でも可能ですが、注意が必要なのは200㎜を超えるような刺繍の場合です。 ブラザーPR655などは、横300㎜×縦200㎜ですから、Tシャツやジャンバーなどの背中の全面の刺繍は難しいでしょう。 タジマなど、工業用の刺繍機であれば、どの機種でも背中全面の刺繍が可能です。 刺繍エリアが広いメリットは、複数のワッペンなどを刺繍するときに、1回のセットで、後は他の仕事をしている間に大量に製作できますから少人数での作業時にも効率が良いでしょう。